■概要
Vivaldi Socialはローカルタイムラインでのチャット的な会話が日常的なちょっと特殊なサーバーだ。
その性質故に忘れられやすいのがホームタイムラインの構築。
この記事では、そんなホームタイムラインの構築について簡単にアシストしていく。
■ホームタイムライン(HTL)って?
ホームタイムライン(以下HTL)はフォローしているユーザーの投稿を見ることができるタイムラインだ。
Vivaldi SocialなどのMastodonは、異なるインスタンス(サーバー)のユーザーをフォローすることが可能だ。そしてフォローをしたユーザーのトゥートは、HTLで見ることが可能である。
つまり、HTLは自分が見たいユーザーの投稿のみを表示させることができるのである。
■HTLのつくり方の例
HTLのつくり方や運用方法の一例を紹介する
・自分が投稿を見たいユーザーや話をしたいユーザーのみをフォローして、HTLのみを見る
自分でLTLや他サーバーを眺めていると「この人の投稿は見ておきたい」といったユーザーを見つけるかもしれない。そういう人をフォローしてHTLに集めてみるという運用方法だ。
LTLの雰囲気が合わないけど他のサーバーもちょっと…という人や、純粋に交流するユーザーを絞りたい人に役立つ運用だろう。
・外部サーバーの投稿を見たいユーザーのみをフォローする
アカウントを持つサーバーの投稿はLTLで、他サーバーや公開範囲を限定しているユーザーの投稿はHTLで、という運用方法。
LTLも見たいけど、他サーバーの投稿も見たい!という人におすすめだろう。
・Botやニュース系のアカウントのみをフォローし、情報収集用にする
基本はLTLで楽しみ、特定のサーバーや独自のサーバーに存在するBotなニュースなどの情報を流すアカウントをフォローするという運用方法。一つ上の運用方法の亜種といえるだろう。
特定の情報を仕入れるための場所が欲しいという人にはおすすめだ。
・混沌!好きにフォロー!
なんとなくその気分でフォロー!見たいからフォロー!HTL構築のテーマなんかねぇ!というつくり方。
テーマなんていちいち考えないからね、別にいいもんね。
■外部サーバーのユーザーを探す
先ほどから触れている外部サーバーのユーザー、そのフォローには少々てこずるかもしれない。なぜならMastodonは検索機能が弱くされているからだ。その理由は省略するが、要は自分の見たいユーザーの発見がそもそも大変ということなのだ。
なので、ここでは外部サーバーのユーザーを探す方法の一例を紹介する。
・連合から探す
Mastodonには連合という機能がある。これは自身のいるサーバーと、そこと繋がっているほかのサーバーの投稿を表示する機能で、ここを見れば他サーバーのユーザーの投稿も流れてくる。
ここでユーザーを探すことが可能だ。
しかしこの方法で問題なのは、流れが速すぎる連合タイムライン(FTLまたはUTL)からひとつひとつの投稿を眺めるというのがあまりにも非効率であるということ。
連合タイムラインはつながっているサーバーにもよるが、海外のサーバーもあるので、当然日本語以外の投稿も流れてくる。特定の言語を使うユーザーを探すときには、他言語の投稿は邪魔になってしまい探しにくいだろう。言語フィルターをかけると多少は探しやすくなるかもしれない。
・ユーザーを探したいサーバーに登録してLTLを観察
○○ってサーバーのユーザーをフォローしようかな、といった感じに特定のサーバーのユーザーを探してフォローしたいと思った時はこれも手であろう。
しかし、この手段は対象のサーバーが新規登録を停止している、招待制にしているといった状態だと登録してLTLを覗くことが困難になる。
というか、登録するならそのアカウントを使ってそのサーバーのユーザーの投稿を見ればよいので意味があるかはよくわからない。
・タグで探す
あなたが関心を持っている話題やものがあるだろう。そして、それには関連するタグ(#)があるかもしれない。
そういう時はタグフォローやタグのタイムラインを見に行って、自分と同じものに関心を持っている人を探すことが可能だ。
■最後に
HTLのつくりかたは人それぞれであり、この記事の内容がすべてではない。
ただ、この記事を読んだあなたのHTL構築の助けになっていたら幸いだ。
ぜひ自分に合ったHTLを構築してみてほしい。